こんばんは、ほにゅうるい的ほにゅうるい生田晴香です。
10月になり期間限定の恐竜特別イベントが減って少しさみしい感じになってきましたが、全くないというわけではありません。
博物館や恐竜レストラン、恐竜公園に行けばいつでも恐竜に会えます。
この機会に地方回ったりして恐竜探しの旅に出てみましょう!
さて、恐竜の化石が見つかるところというのは日本以外ですと、
アメリカ、カナダ、中国、モンゴル、ブラジル、イギリス、ドイツ、オーストラリア…と、あげたらきりがないくらいたくさんあります。
アルゼンチンも 化石産地としては有名で 、そこのエリアが色んな意味でロマン溢れていたので紹介しましょう。
まず、アルゼンチン北西部ラリオハ州、アンデス山脈東部の山間盆地にはイスチグアラスト/タランパジャ自然公園群というのがあります。
そこには三畳紀後期の…とどのつまり恐竜時代の始めの頃ですね。
その時代の地層がむき出しになっており、恐竜がたくさん見つかっているのですが、、、
なんと、そのゴツゴツした様子が、
あの!月面みたいに見えるのです!
その事から、
「月の谷(Valle de la Luna)」と呼ばれているのです!
呼び名も美しければ、場所も、、、
なんという美しさでしょう。これぞ心から美しいと思える風景ですね。素敵すぎます。(これぞロマン溢れ祭り!)
今では世界遺産になっております。
「月の谷」から見つかっている有名な恐竜は、最古の恐竜の1つで「暁のドロボウ」という学名の意味の「エオラプトル」や、
獣脚類と竜脚形類が分かれる前の原始的な竜盤類だと考えられている「ヘレラサウルス」です。
三畳紀後期の地層という事で、それらを含め原始的な恐竜が多く見つかっている事から、、、
恐竜の起源は南半球なのではないか!
と考える人もいます。
このエリアから恐竜が誕生したのかもしれないと考えると更に素敵さが増しますね。
そういえば、三畳紀後期の月の谷を舞台にした、まれ亭千紅さんの「恐竜講談」というのがありましたね。
(講談とは話を読む芸のこと)
以前レポート的コラムを書いていたのでリンクを貼っておきましょう。
https://www.google.co.jp/amp/s/lrnc.cc/_amp/_ct/16791870
実際の三畳紀後期の月の谷はどんな感じだったか、見てみたいですね、はい。
それではまた来週!
☆生田晴香☆
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