こんばんは、ほにゅうるい的ほにゅうるい生田晴香です。
消えた話
前に記事にした、全長60メートルはあったのではないか?と言われていた「アンフィコエリアス」さん。
ついに消えたという論文が出ました。
60メートル級は幻だったとちゃんとわかって嬉しいような…
幻は幻のまま、もしかしたら全長60メートル級いたかも…と考えられたままでいて欲しかったような…
トロオドンという頭の良い恐竜が消えた時みたいに残念な
気持ちはありますが、それはそれで恐竜を楽しむ要素なので新しい発表をしっかりと受け止めたいと思います。
「アンフィコエリアスは消えた」
恐竜界でかなり話題になったので、恐竜流行語大賞2018の候補にしておきましょうか。
ちなみに恐竜流行語大賞2017は「トロオドンは消えた」です。
消えた話ばかりで暗い感じになるので、今度は逆のパターンいきましょう!
誕生した話
「ギラッファティタン(Giraffatitan)」という恐竜。
最近恐竜本でよく見かけませんか?
首と尻尾が長い植物食恐竜の竜脚類です。
全長約26メートル、ジュラ紀後期のタンザニアに生息していました。(絶滅してます)
後ろあしよりも前あしの方が長く、肩の位置が高い…
となると、自然と約10メートルある首も上向きとなり、他の竜脚類と比べて全長が高めなのではないかと考えられます。
学名の意味は、巨大なキリン。
ギラッファ→キリン
ティタン→巨大な
この組み合わせですね。
どこが逆のパターンかといいますと、この恐竜…
あの!映画「ジュラシックワールド」シリーズで、観ている人間をかなりの確率で涙させた恐竜「ブラキオサウルス」から誕生したのです!
(子ども的な意味ではありません)
ブラキオサウルスの化石は、初めブラキオサウルス属の「ブラキオサウルス・アルティソラックス」と名付けられました。
それからブラキオサウルス属の「ブラキオサウルス・ブランカイ」という新種が報告されました。
略すと、ブランカイはアルティソラックスより多くの化石が見付かっていたので、ブラキオサウルスはブランカイを元に復元されていたのです。
後にブランカイとアルティソラックスは別の属だと研究され、新しく「ギラッファティタン・ブランカイ(Giraffatitan brancai)」が誕生したのです。
もちろんブラキオサウルスが消えたわけではないのでご心配なく!
見た目の違いといえば、ギラッファティタンはブラキオサウルスより首が短かったり、胴と尻尾の上下の幅が狭かったりします。
そもそもブラキオサウルス(アルティソラックス)は北アメリカで発見されているので生息地域も別、という事でまた来週!
☆生田晴香☆
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