日本人のお正月らしく和です。舞妓、生田晴香です。

明けましておめでとうございます。

以前に書いたように干支は申ですが、
恐竜干支でいうとパキケファロサウルスです。
パキケファロサウルス年もよろしくお願いいたします。

生田家のパキケファロサウルスフィギュア


さて、お正月といえば恐竜クイズです!


恐竜干支でいう、2015年のマイアサウラ年に書いた恐竜コラムを少しおさらいしつつ、
早速クイズを出しますのでみなさま考えてみてくださいね。


問題です。


パキケファロサウルスの頭は、幼体から成体になるにつれてどうなっていくと考えられているのでしょうか?


ヒントは、これまでの恐竜コラムにあるので読んでみてくださいね。


http://kyoryu-moemoe.dino.vc/wf/story/16888218


簡単な問題ですね。
そして画像を見ればあきらかです。
「ハゲる。」で正解です。
成長していくにつれ、
トゲは減り、てっぺんの部分が盛り上がっていくのです。


簡単すぎて物足りないほにゅうるいの為に、もう一問!

パキケファロサウルス頭骨


画像はパキケファロサウルスの成長ネイルです。
左は幼体、真ん中は亜成体、右は成体と、成長するにしたがって形が変わる事を表しています。

一番右が昔からお馴染み、パキケファロサウルスです。
画像左と真ん中の頭骨の図。
別の恐竜だと考えている研究者もいます。
さて、それは何の恐竜でしょうか?


ヒント。
恐竜の名前を答える問題なので、
それぞれの名前(学名)の意味を左から紹介します。


左→竜の王。
中→スティクス(ギリシャ神話の黄泉の国の川)の悪魔


ちなみに、「パキケファロサウルス」は「厚い頭のトカゲ」という意味です。


パキケファロサウルスがまず、どのような恐竜か紹介しましょう。
白亜紀後期(7000万から6600万年前)の時代にいた、
全長約7メートルの厚頭竜類、植物食(または雑食)恐竜です。
アメリカで化石が見付かっています。


見た目が特徴的なので覚えやすいですね。
昔は頭と頭をぶつけあってバトルしていたと考えられていました。


さて、クイズの答えです。


ドラコレックス(左)とスティギモロク(中)という植物食恐竜です。
正解者に拍手!!

2014年のヨコハマ恐竜展でのパキケファロサウルス頭骨


元々これらの恐竜は別だと考えられていましたが、最近ではパキケファロサウルスの幼体、亜成体だったのではないかと考えられています。


正式に同じ恐竜(パキケファロサウルス)だという事が決定したら、今私たちが呼んでいる、
ドラコレックスとスティギモロクが消えることになります。


今まで親しまれてきた恐竜がいなくなると少し寂しい気もしますが、明らかになっていく事は良い事。
これからの研究に期待しましょう。

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