化石といえば
恐竜以外にも、アンモナイトが最も知名度があり、
皆様も詳しくはどういうのかを知らなくても、
名前だけは知ってる方も多いと思います。
アンモナイトは主に浅い海で暮らしていました。
全世界で、日本でも見付かっています。
時代は約4億年前の恐竜がいる時代より前から登場していて、
中生代に大繁栄しました。
中生代の白亜期末、ティラノサウルスやトリケラトプスなどの鳥類以外の、
たくさんの恐竜たちと同じ時期には、
残念ながら絶滅しています。
約三億年以上にわたり繁栄し続けていたので、
アンモナイトの歴史はとてつもなく長いのです。
種類もたくさんあります。
リーゼント形をしていたり、激しい突起をもっていたり、異形巻きをしていたり色んな方向にぐーるぐる。
そんなアンモナイトですが、実は!
恐竜や海生爬虫類の化石のお腹の中から見付かっていることから、食べられていた‥
つまり、ごはんとなっていたという事がわかっています!
重要なタンパク源となって、
一部の恐竜や大型の海生爬虫類を支えていたわけですね。(ありがとうアンモナイト!)
さてここでアンモナイトクイズです!
三択問題にしたので、一つ選んでください。
問題
アンモナイトは選択肢の中だと一番どれに近いでしょうか?
1。イカ、タコ。
2。カタツムリ。
3。ダイオウグソクムシ。
さて、どれでしょう。
考えてみてください。
答えの前に、
アンモナイトの成長の仕方を簡単に説明します。
生まれたては、体のまわりに殻がついていて(おおわれている)こじんまりしています。
殻のサイズは変わらないので、中身だけが大きくなり、
そうなると中身が窮屈なので、殻から体の大部分が出て、中には仕切りができ中は空洞になります。
出た部分からまた新しい殻ができ、窮屈になるとまた出て‥を繰り返し、
殻が、空洞が、中の仕切りがたくさんできて
ぐるぐる巻きになるわけですね。
はい。
それではクイズの答えです。
正解は、1です。
頭足類のアンモナイトは、同じく頭足類の、
イカ、タコ、殻をもつオウムガイなどが仲間なので、
これが正解です。
見た目的には殻があってカタツムリっぽいんですけど、カタツムリはウミウシの仲間ですね。
そして、ダイオウグソクムシは海生甲殻類で、
最近ぬいぐるみなどのグッズが販売されていたりと人気が出てきているので、
知らない方はチェックしておくと良いでしょう。
また来週!!