ガチャピン(5歳)。
それはフジテレビ系での「ひらけ!ポンキッキー」などの番組で、相方「ムック」と共に活躍していて、
大人なら誰もが知っている国民的キャラクターです。
最近の子どもの知名度も、ポンキッキー時代に比べ下がったとはいえ、ガチャピンをまったく知らない人間はなかなかいません。
(最近、UQのCMでピンクのガチャピンが出ていますね)
ガチャピンはただかわいいだけでなく、
ウェイクボード、スキューバダイビング、スケート、、スキージャンプ、自転車、やぶさめなど何でも得意とするすごいキャラクターなんです。
そんなガチャピン、見た目は緑で二足歩行、人間の言葉を話すのですが、元々は何の種類の生き物か知っていますか?
爬虫類の恐竜なんです!
ステゴサウルスで有名な「剣竜類」の仲間を祖先とし、四足歩行から二足歩行へ進化し、
スポーツ万能なキャラクターとして現代社会で活躍しています。
恐竜の仲間のうち、生き続けているのは獣脚類の鳥類だけといわれていますが
(それでも鳥類75パーセントは絶滅してます。)、剣竜類も生き残っていたんですね。
もしかしたら、白亜期末の大量絶滅を、あの万能さで器用に乗り越えてきたのかも?
流石です。
遺伝なのか、祖先の恐竜と比べると顔や雰囲気は変わらず、まぶたが特徴的です。
現代のガチャピンは人間みたいに生活しているので、ご飯を食べたら歯磨きもします。
こちらが先日ガチャピンがご自身のTwitterにアップした、歯ブラシで顔の一部を磨いている画像です。
ということは、画像の歯ブラシが当たっているところがガチャピンの歯なのでしょうか。
確かに、磨いている場所は白い2本の前歯のように見えます。
しかし、もう一度言いますが、ガチャピンは人間ではありません。恐竜でステゴサウルスの仲間です。
となると、歯ブラシを当てている場所は、本当に歯なのでしょうか。
ガチャピンの頭骨を機械で立体的に作り、研究した方にお会いしたのでお話を伺ったところ、、、
「ガチャピンが剣竜類とするならば、2本の前歯かのように見えるところは前歯ではなくクチバシです。歯は頭骨下側から見てもらってここ(矢印)にあるはずです。」
とのこと。
という事は、歯磨き画像ではなく
「クチバシを歯ブラシで磨いていたきれい好きの恐竜」
という事になります。
あくまでひとりの研究者の考えのひとつであって、公式に発表された情報ではありませんが、
確かにそうだな、と納得できます。
皆様も考えてみましょう!